伊藤穰一氏に説明を求める

関連文書

一次資料(当事者が作成した文書・声明)

伊藤穰一氏の声明

2026年3月3日|千葉工業大学学長 伊藤穰一

Goodwin Procter報告書を根拠に「いかなる法律や規則にも違反していない」と主張。MIT上級管理職の承認を得て寄付を受け入れたと説明。

注意点:

  • 報告書の調査範囲(MITへの寄付処理)を「潔白の証明」として援用しているが、報告書自体はそのような目的の調査ではない
  • 「Japan/dogs」メール、エプスタイン島訪問、プライベートジェット搭乗など核心的な問いには回答していない
  • 個人のメールを含め調査を受けたと述べているが、報告書はMIT以外のメール・テキスト・削除済みメールの収集に限界があったことを認めている

千葉工業大学の声明

2026年2月28日|千葉工業大学

「何の問題もないことが確認された」として伊藤氏の続投を支持。バックグラウンド調査を行ったと説明。

注意点:

  • 判断を下したのは伊藤氏を学長として選任した理事会自身であり、利益相反の状態にある
  • バックグラウンド調査の具体的内容・範囲・判断根拠は開示されていない
  • 「問題なし」の根拠としてGoodwin Procter報告書を参照しているが、同報告書はMITの判断の適法性を報告したものであり、また、調査範囲の限界には言及していない

公的文書

Goodwin Procter法律事務所 調査報告書

2020年1月10日|Goodwin Procter法律事務所(MITの依頼による)

2002年〜2017年のエプスタインによるMITへの寄付(総額85万ドル)の処理経緯、MIT上級チームの意思決定プロセスを調査。

原文を見る

注意点:

  • 調査範囲はMITへの寄付処理に限定。個人的な関係性・島訪問は対象外
  • MIT以外のメール・テキスト・削除済みメールの収集に限界があったことを自ら認めている
  • 「潔白の証明」を目的とした調査ではない

米司法省 エプスタイン文書(Epstein Library)

2026年1月30日|米国司法省

Epstein Files Transparency Actに基づき公開された300万ページ超の捜査資料。

原文を見る

注意点:

  • 一次資料の公開はその内容の真正性を自動的に保証しない
  • 司法省による文書の保管・公開は、登場人物を個別に調査・検証したことを意味しない
  • 文書に登場することは即ち違法行為を意味しない
  • 文脈や解釈については個別の精査が必要

報道

マイアミ・ヘラルド「Perversion of Justice」シリーズ

2018年11月〜|マイアミ・ヘラルド

エプスタインの犯罪と司法取引の問題を詳細に報じた調査報道。これを機にMITとエプスタインの関係が再び注目されることになった。

注意点:

  • 報道であり、事実認定は司法・調査機関によるものではない

Wall Street Journal(2026年2月8日)

2026年2月8日|Wall Street Journal

伊藤氏とリード・ホフマンがエプスタイン島を訪問したとされる写真をエプスタイン文書から報道。

注意点:

  • 写真の真正性・文脈については独立した検証が必要